連載企画 パワーポイント作成のコツ (3)
前回に続き、個別スライド作成にあたっての注意事項について触れていきます。
④フォント、文字サイズ、色味を揃える
右図はある補助金を表に纏めたものです。やや見づらいのですがフォントや文字サイズ等、内容以外で4つの不揃いを忍ばせましたのでちょっと考えてみてください。

1点目:表の見出し「内容」のみ左寄りで他は真ん中に位置している。2点目:№2の内容の「18か月」がここだけ全角数字になっている、他は半角数字。3点目:№3,4の「対象者」「要件」の文字サイズが他に比べて大きい。4点目:№4の内容記載の①~③のフォントが他と異なる。以上が忍ばせた不揃いです。皆様どう思われたでしょうか?細かすぎ!と思われた方が大半だと思います。しかしながらこういった細かい点にも是非とも注意を払って下さい。業界や業種によってはこういった細かい点を気にする方は一定数います。最悪は「あのコンサルの資料の質は低いな」と思われてしまいかねません。内容以外の端末な箇所で資料の品質を下げるのは非常にもったいなく不本意なことです。
また色味についても気を付けましょう。
下図は色味の組み合わせによる見づらいケースです。ケース①補色は対極となる色の組み合わせを指します。お互いの色を引き立てる一方、色の組み合わせによってはぶつかり合い非常に見づらくなります(一番下の紫背景と緑文字の組み合わせの例など)。ケース②原色ですがこれも色によっては視認性が非常に悪く、またどこかチープな印象を受けますよね。こういった色味の組み合わせも注意してください。なお私は補色や原色は殆ど使いません。同一色相配色と呼ばれる同系色を用いた色味を使い統一性をもたせつつ強調したい場合は文字を太字や色を変える、或いは下線を引くなどしております。ご参考までに。

⑤図形や文字の配列、タイトル位置やメッセージをキレイに揃える
またまた事例ですが右図上部のツリー構造図は決してキレイな図とは言えません。皆さんならどう修正しますか?私なら右図下部のようにします。ここは大半の方も同様に思われているのかと思います。これまで私は多くの方の資料を見てきましたが意外とこの点がおざなりになっていたケースが多々ありましたのであえて取り上げてみました。どうぞご注意ください。

図形に加えて、タイトルやメッセージの開始位置等も左図のように揃えるようにしましょう。
また位置もさることながらタイトル、見出し、本文の文字サイズもそれぞれ大きさを統一する、何か意図がないのであれば原則フォントも統一しましょう。

駆け足となりましたが今回は以上です。
次回は残り2つの注意事項について触れます。
【田野 照宜】




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