連載企画第3回 農政関係者のところに行ってきました
一般社団法人 神奈川県農業会議
一般社団法人 神奈川県農業会議 渡邊主幹より、農業会議の役割等についてお話を伺いました。
神奈川県農業会議は「農業委員会等に関する法律」に基づく農業委員会ネットワーク機構(都道府県機構)として、県知事より指定を受けた法人です。市町村農業委員会会長、市町村、農業団体の代表者、学識経験者が会員となって構成されており、農業・農業者の代表として農業・農村の健全な発展、とりわけ農地利用の最適化に向けた活動を展開しています。
個別の経営への主な支援としては、新規参入希望者又は新規参入者からの相談に応じるため、窓口を設置し、市町村の農業委員会への紹介を通じて、農地の流動化を進めています。法人化の支援その他農業経営の合理化支援業務を行っています。
※農業委員会とは、「農業委員会等に関する法律」に基づき市町村に設置される独立の行政委員会で、選任委員によって構成される農業者の代表機能を有した合議体組織です。
かながわ農業経営相談所
2018 年よりかながわ農業経営相談所を開設しました。県内の農業者の法人化、事業継承、経営の規模拡大の相談に応じるため、中小企業診断士をはじめとする専門家派遣に取り組んでいます。現在、中小企業診断士5名の専門家が登録しています。
2019 年度は、農業者からの販路拡大や経営計画策定等の相談があり、専門家派遣を行いました。尚、専門家登録は、登録申請の後、面談、会議にて決定がされます。
中小企業診断士に期待すること
農業者への相談役として、数字に基づいた最適なアドバイスを期待しています。
【齋藤友一】
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