
理論政策更新研実施報告『「価格勝負・赤字経営」からの脱却 町工場が挑戦した独自ブランド戦略』
2025年6月21日(土)、理論政策更新研修にて藤田金属株式会社の藤田盛一郎 代表取締役社長より、『「価格勝負・赤字経営」からの脱却 町工場が挑戦した独自ブランド戦略』のテーマで、ご講演をいただきました。藤田社長、ありがとうございました。
大阪府八尾市で自社ブランドの鉄製フライパンを製造・販売する藤田金属。かつては量販店向けの台所用の金属製調理器具を主に製造していたため、激しい価格競争にさらされ、父で当時の社長である藤田俊介氏と廃業について話し合ったこともあったそうです。研修では、もう後がない状況で価格競争から脱却し、独自ブランドを確立するに至るまでと現在も続く挑戦を、①売り方②デザイン③新カテゴリーの商品開発とコラボの3部構成でお話しいただきました。
参加者アンケートでは、次のようなコメントをいただきました。
- 中小企業における成功事例として、とても良い。コラボレーション、積極的な社長が功を奏している。
- 伝統的な下町中小企業の再生案件、SNSの活用、見栄えのよい製品デザイン、広告デザイン、他の中小企業にも大変参考になると思います。
- 経営者によって会社は変わるということを改めて感じました。
- ものづくり(品質)に対する真摯な姿勢がすばらしいと思います。
- ブランディングの流れがよくわかった。最高でした。
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