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連載企画第3回「最近の診断士試験を覗いてみました!」2020年診断士二次試験結果から

1月5日に、令和2年度中小企業診断士試験第二次試験の合格者が発表されました。今回合格された皆様、誠におめでとうございます。今回の令和2年度の二次試験申込者数は7,082人、合格者数は1,174人、合格率18.4%、昨年に引き続き合格者が千人を超過しました。

下記図表は、今の試験制度に変更された平成13年度から令和2年度まで、中小企業診断士二次試験の受験者数・合格者数・合格率の推移をまとめた一覧表です。

出典:㈳中小企業診断協会HPの中小企業診断士試験結果データを元に筆者作成

合格者数が千人を超えたのは、過去に平成24年度と平成26年度にも発生していて今回で4回目となるようです。この過去2回では合格率が25%前後でしたが、直近数年は受験者数の増減の影響をあまりうけずに、18%~19%前後で推移しています。私が受験生だった時は、全体数値は関係無いと考えていました。今、改めてこの推移を見ると二次試験は、20%前後の合格者が毎年輩出されているのだという事が理解できます。

また、中小企業診断士試験合格率平均は、単純計算で4.57%です。(注:H13~R2一次試験合格率平均24.36%、H13~R2二次試験合格率平均18.8%から算出)やはり難しい試験ですね。

受験生時代、新たに学ぶことが多い試験だと感じていましたが、せっかく資格を取得したのだから、その後も何かしら自分の仕事や生活に活用したいと強く感じさせる試験でもありました。合格された皆様も、個々にそれぞれ異なる意味合いを持つ多面的な顔を持つ試験ではないかと推測いたします。

令和2年度二次試験を受験した何人かの方々から、今回は事例3と事例4が難しかったとのお話を伺いました。ここ最近、事例4は難しくなる傾向があるようです。なかでも第2問の問題文の長さにまず衝撃を受けた方もおられたそうです。

よくよく読んでみると事例4第2問は、CVP分析と正味現在価値の問題ですね。正味現在価値の問題は手強いですが、CVPはなんとか対処できそうです。CVP分析は、合格後の現場でも活用するので、受験生時代からやり込んでおいて損は無い問題です。

また本年度は事例1~4の全ての問題に、「注意事項:新型コロナ感染症とその影響は考慮する必要無い」の但し書きが入っている特別な年でした。これだけでも受験時の80分で解答する緊張感の中、ドキドキが止まらなくなりそうな要件だと思います。

既に合格された現役の診断士の皆様も、本年度の問題を是非一度覗いてみては如何でしょうか? ご自身が合格された年度と比較して体験して頂くのも良いかもしれません。試験問題は、(一社)中小企業診断協会の試験問題のページに今年度からH19年度まで、年度毎に科目別に、一次と二次が別々に掲載されています。ご参考までに、下記にURLをお知らせします。お時間あるときご参照ください。
https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/shikenmondai.html

【仲田 香織】

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