観光事業プロジェクト(4)
公益推進部の「観光プロジェクト」の活動状況をお知らせします。本会報での報告は今回が最終回(4回目)となります。本プロジェクトは、神奈川県観光産業の発展を目的に、公益社団法人神奈川県観光協会(以下、県観光協会)との連携による景況感調査報告書作成活動及び当協会としての自主性を持った活動を行っています。
プロジェクト活動内容
本プロジェクトは、第2期(2024年7月~2025年6月)を迎えました。公募により選定されたメンバー25名で以下の活動を実施することとしています。
①事業者インタビュー調査
第1期で実施した事業者インタビュー調査を
半期1回(計2回)実施
②「かながわ屋※」に関連する支援活動
※そごう横浜店にある神奈川県アンテナショップ
③観光事業者支援に繋がる成果物作成
②③は第2期の新たな取り組みとなります。
事業者インタビュー調査
第2期としては1回目となる事業者インタビュー調査を9月から実施、現在県観光協会に提出する報告書を作成中です。県観光協会は、同協会が行う定量アンケート調査と合わせて取りまとめた報告書を神奈川県・観光庁他の関係者に提出するなどして活用します。
スケジュール:
インタビュー(9~10月)、報告書提出(11月)
事業者地域:
①横浜・川崎、②箱根、③湘南、④丹沢大山、⑤相模湖・相模川流域、⑥三浦半島、⑦足柄
インタビュー先:
宿泊業、娯楽業、鉄道業など観光関連の17事業者
インタビュー内容:
①観光マーケット動向(景況感)②人手不足の状況と対策③訪日観光客を対象とした「二重価格」について
県観光協会 望月会長講演
9月の定例会議時に県観光協会望月会長から「かながわDMO 2024年度の取組み」についての講演をいただきました。DMO(Destination Management Organization) とは「観光地域づくり法人」のことで、県観光協会は観光庁からDMOの登録を認められています。
<講演内容>
①県観光協会のメインコンセプト・理念
②県との連携体制強化による県観光協会での観光データ分析(データに基づくマーケティングや実行戦略への落し込み)
③県観光協会の取り組み領域と各領域の方針や具体的な活動内容
講演では具体的な観光データの分析結果や「事業者インタビュー調査」の県観光協会の中での位置づけを説明いただきました。
今後の活動
10月からは新たな取り組みとなる「「かながわ屋」に関連する支援活動」、「観光事業者支援に繋がる成果物作成」に着手し、メンバー全員で神奈川県の観光産業の発展に寄与していきます。
【観光事業プロジェクト 米田 仁】
この記事へのコメントはありません。