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自ら動けば、必ず何かが見つかる場 井上真伯

属性

診断士登録年度: 2002年年4月
県協会入会年度: 2002年(平十四会)
独立・企業内: 独立
県協会役職: 相談役
登録グループ: 所属なし
(2021年9月現在)

県協会の実績 

 平成11年の中小企業基本法の改正を受けて、診断士制度改正により初めての部門無・マークシートでの一次試験から二次筆記、口述試験、実務補習をストレートで通り、診断士となりました。当時の「中小企業診断協会神奈川県支部」に入会し、同期会にも入会。当時の上田頭副支部長(山一證券の破綻処理にも関わった「銀行員の大先輩」にして「凄い方」)からレクチャーを受けたり、実際の診断助言活動に向けて同期会の仲間とNPOを設立したり、マーケティング研究会(当時、現在のマーケティング実践研究会)で先輩の小倉仁志さんや同期の小泉昌紀さんと支援商品作りをしたり、銀行を辞め、個人として活動を開始した平成15年早々から会報製作と取り纏め(当時は、新入会員歓迎会と共に代々二年目の同期会が担当する慣例だったのです)など、自分が動けるものはできるだけ関わっていきました。

こうしたチャンスを獲りに行く姿勢が評価されたのか、当時情報化・広報担当理事だった高井憲彦さんに誘われ、平成19年5月に支部の理事に就任。支部ウエブサイトのお守りや同期会活動の支援、理論政策研修のオンライン申込化(現在の連合会システムを使った受講申込は神奈川県が全国で初めて実施!)などに携わりました。平成22年5月で理事を退任し、金融ADRの後方支援など個人業務を中心に淡々と活動していました。

しかし、神奈川県支部の独立法人化を目前にした平成24年春に、小倉仁志さん(初代会長就任直前)から「昔の歴史を知っているのはお前くらいしかいない」と乞われて、再び理事に就任しました。最初は広報部門担当理事として協会ウエブサイト(現行の1個前のもの)の全面刷新を手がけ、次いで総務部門担当として、ハローワークから初めて事務員を採用する(それまでは会員有志がアルバイト的に勤めていました)など組織の基盤整備に携わりました。

 そして、平成26年6月、小倉さんから後を託され、代表理事・会長に就きました。保証協会の専門家派遣など、法人化前後に当時の執行部の皆さまが種蒔きをした活動が実りはじめて、当たり前のように「協会に仕事がある」という状況になっていましたが、だからこそ、ゼロがイチになった組織が直面する次の段階へ進むため解決せねばならない問題をどう解決するかという、新たな課題が見えて来ました。

そうした課題を解決するために、会員の皆さまの声に沿い、会員の皆さまがやりたいと考えることを、それに必要なバックボーンの充実と併せできるだけ実現させられるべく、組織のプレゼンスを上げるために支援機関や財務事務所、他士業団体などとの交流・信頼関係づくりに注力し、井上個人がこうしたいという事を叶えるのではではなく、前任および現任の執行部メンバーや会員の皆さまが実現できるように努めてきました。平成28年6月からは連合会理事(会員代表者)にも就き、他都道府県協会のトップとの情報交換や交流に努めました。

本年6月、かながわ士会との「オールかながわ」2組織体制化から2年を経て、士会の森智亮理事長と共に退任し、両会のトップが四十代前半に若返る世代交代を果たしました。今後も過去を知る裏方として、あるいは一兵卒として、できる範囲で県協会のお手伝いができれば…と思っています。

県協会のここがオススメ 

 最初に思ったのが、「先生」文化ではないこと。平成23年度までは今の連合会に個人診断士が属し、直接本部会費を払う関係にあり、県境を越えた諸活動の往き来が(今より)しやすかったのです。

住まいは神奈川ゆえ、ホームは神奈川だろうとは(登録前から)思っていましたが、偶々ですが実務補習の主指導員が2人(当時はぶっ続けの15日コースかつ1社7日×2社+中休み1日のみ)いらして、お一人が神奈川、もうお一人が東京だったので、両方の新歓に顔を出してみると、「さん」づけと「先生」づけの違いがあり、後者には組織の大きさゆえの先輩との心理的距離の遠さを感じました(当時の東京支部、今の都協会の全ての活動がそうだという話ではないです…念のため)。

当時の神奈川県支部には人生そのもの(海軍兵学校同期生にして診断士仲間なんて方々も)、あるいは診断士歴での先輩達が共にいらっしゃったのですが、距離の近さ、親しみやすさ、先述の上田副支部長のような面倒見の良さがあって、東京と比して絶対的人数は少ないが、頑張れば何かにつながるのでは…と漠然と思い活動したところ、前項でも記した通り、それが現実となったのです。

 法人化当時は200名余りだった会員数は、10周年を目前に600名弱まで増え、組織の大きさだけではなく、組織のあり様も変わってきたのは事実です。とはいえ、依然として(ギリギリかも知れませんが)お互いの顔が見えやすいところはあり、決まったことだけをやるのではなく、協会組織として、あるいは会員さん同士のグループなどで、新たな取り組みがしやすい環境は「間違えなくある」と思います。

折角入会してみよう…ということならば、会費を投資と考え、どう取り返すか? くらいのつもりで、ご自身の興味や関心のあるアクティヴィティに参加して、やれること・やりたいことを見つけ、ご家庭や本業のお仕事とのバランスに留意しつつ、愚直に取り組んで見ることをお薦めいたします。

―以上―

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