実践の場がここにある~診断協会での挑戦と成長~ 花村 大祐
属性
診断士登録年度:2023年5月
県協会入会年度:2023年(令5会)
独立・企業内:企業内
登録グループ:かながわコンテンツ創造研究所
県協会の実績
2023年
同期会 令5会 会長
テクヨコ2024事務局
2025年
広報部 執行役員(寄付講座担当)
県協会のここがオススメ
企業内診断士でも活躍できる環境
神奈川県中小企業診断協会では、年間を通じて多様な活動が展開されています。私が特に感じるのは、企業内診断士であっても実践的なプロジェクトに参加できる機会が豊富にあることです。
実績やポイントにつながる案件にも関われますが、それ以上に価値を感じているのは、異なる業界や経験を持つ診断士の方々との協働です。単なる情報交換の場を超えて、現場での実践を通じた深い学びが得られる環境だと実感しています。
テクニカルショウヨコハマ2024での経験
昨年、私はテクニカルショウヨコハマ2024に事務局メンバーとして参加する機会を得ました。
担当したのは主に広報宣伝業務です。チームメンバーとSNSを活用した情報発信を行いながら、経営相談ブースやセミナー運営にも携わりました。そこで目の当たりにしたのは、先輩診断士たちの圧倒的な熱意でした。
テクヨコは神奈川県内の製造業や関係団体が注目する大規模イベントです。リアル開催ならではの臨場感があり、参加メンバー間での交流も自然と深まっていく様子が印象的でした。イベント終了後も続く関係性が、その後の診断士活動の財産になっています。
同期会という安心できる居場所
中小企業診断士として活動を始めた当初、「本音で相談できる相手はいるか?」と問われたら、皆さんはどう答えるでしょうか。
私は養成課程を卒業しており、1年間を共に過ごした同期や講師陣がいました。相談相手には恵まれていたと言えます。ただ、ここで大切なのは「目線が同じ仲間」の存在です。
何気ない疑問や、些細に思える悩みを気負わずに話せる関係性。これが診断士活動を継続していく上で、想像以上に重要だと感じています。
月1回のペースメーカー
神奈川県協会の同期会は、毎月1回のペースで開催されています。入会まもない診断士や、登録年度が比較的若い方々との交流は、自分の活動ペースを保つ上で非常に有効でした。「他の人はどう活動しているのか」「こんな悩みは自分だけだろうか」といった疑問が、自然と解消されていきます。私自身は多くの方に支えられながら、同期会の会長職を務めることができました。その過程で協会内の人脈も広がり、様々な活動に声をかけていただく機会が増えました。
積み重ねが見えてくる瞬間
協会内での活動に積極的に参加し、自分から声を上げていくこと。その積み重ねは、必ず誰かが見てくれています。すぐに目に見える成果が出るわけではありません。しかし、振り返ってみると、その一つひとつの経験が自分の診断士活動の基盤として今も生き続けていると実感しています。
企業内診断士として限られた時間の中で活動する立場だからこそ、こうした協会の仕組みや仲間の存在は貴重です。一人で抱え込まず、共に学び成長できる環境がここにはあります。




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