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【SDGsレポート】「空気と水以外は、何でも印刷する」ことをモットーに、「社会が必要とする新しい価値」を創造する(株式会社ツジマキ)

株式会社ツジマキ

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ホームページ
https://tsujimaki.net/

1. 企業・事業概要

ツジマキは、大正5年(1916)年にシルクスカーフの製版会社として創業し、横浜スカーフ製版業の基礎を気づいた企業です。

その後、時代のニーズに合わせて製版技術を応用した「シルクスクリーン印刷業」に業態を変革し、これまで培ってきたノウハウを基に、お客様のニーズに合わせて他社が真似のできない印刷技術と品質を提供し、高い評価を受けています。

※同社のシルクスクリーン印刷は乳剤と呼ばれる薬液で版上に膜をつくり、スキージと呼ばれる道具を版の上からインクを擦るように強く一定方向に押し当てることで、穴からインクを透過させて印刷する方法です。特長は紙はもちろん、ガラス、金属、陶器、プラスチック、布地など、他の印刷方法にくらべてあらゆる素材への印刷が可能となる。他の印刷方法よりもインクの塗膜が厚いため、インクの隠蔽性が高く、下地の色に影響されずに印刷することができます。

シルクスクリーン印刷による印刷物
シルクスクリーン印刷による印刷物
UVインクジェットプリンターにより印刷物
UVインクジェットプリンターにより印刷物

企業理念は、「見えない価値」から「見える価値」を創造する。

同社は「空気と水以外は、何でも印刷する」ことをモットーに、長年培ってきた印刷技術を活かして、「社会が必要とする新しい価値」を創造する企業を目指しています。

【企業概要】

項目概要
所在地神奈川県横浜市南区大岡3-13-12
創業・設立1916年(大正5年)
従業員数9名
企業理念「見えない価値」から「見える価値」を創造する。
事業内容  サイン・ディスプレイ、現場出張印刷、曲面印刷、金属・ガラス・プラスチック製品への印刷、カード、マグネットシートステッカー、インクジェットプリント、レーザーマーキング
認証等横浜型地域貢献企業認定制度 最上位認定(2016年~) エコアクション21認証(2017年~) 神奈川がんばる企業認定(2017年~) 「横浜市SDGs認証 Y-SDGs」認証(2024年)  
主要設備シルクスクリーン印刷機、UVインクジェットプリンター、溶剤インクジェットプリンター、ラミネーター、製版機、断裁機、レーザー加工機、サンプルカッター 他  

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2. SDGs・脱炭素に取り組んだきっかけ

2016年に「横浜型地域貢献企業」の最上位認定されたことを受けて、地域の環境保全に努めることがミッションであることを改めて認識して取り組みを開始。翌年2017年にはエコアクション21の認証も取得しています。

3. SDGs・脱炭素に取り組む目的・目標

地域貢献企業として生まれ育った町で環境にやさしい企業を目指したいという強い思いのもと、SDGs(脱炭素)に資する取り組みとして、「省電力化による二酸化炭素排出量削減」、「廃棄物排出量の削減」、「水使用量の削減」、「環境に配慮した資材の調達(グリーン購入の推進)」、「化学物質の適正管理」等に環境マネジメントシステムとして取り組んでいます。

環境マネジメントシステムは各取組毎に3~5年の中期目標と単年度目標を設定し、その目標値と実績値から改善につなげていくPDCAサイクルを回していくことを行っています。脱炭素については、「電力使用量」と「自動車燃料使用量」を二酸化炭素削減目標とし、日々の活動に取り組んでいます。具体的には、空調の設定温度管理・照明消し忘れ防止やエコドライブなど地道な活動が主となっていますが、照明のLED化や受電設備の改修など適宜設備更新も行ってきています。

4. SDGs・脱炭素の取組体制

社長が環境管理責任者となり、部署毎に責任者をおく取組体制をつくっています。また定期的に全従業員へ環境目標と現時点の実績値を示し、個々人の行動をより啓蒙するコミュニケーション活動もおこなっています。日々の地道な活動は個々人の意識づけが大事となりますが、このような場を設けることが役立っています。

5. SDGs・脱炭素に取り組んだことによる効果

採用に関して、SDGsに取り組む企業としてアピールすることで応募が増加しています。また環境マネジメントシステムであるエコアクション21認証を取得し、脱炭素をはじめとする環境問題に積極的に取組んでいる企業だという評価を受けており、取引の拡大にもつながっています。今後もツジマキブランドを担保するものとして取り組みを継続していきいと考えています。

6. SDGs・脱炭素に取組みに関して今後の課題・抱負について

現在はシルクスクリーン印刷に加えて、インクジェットプリントやレーザーマーキングを主におこなっています。また単に印刷のみではなく、その前段の印刷対象物品加工としての「デジタルカッティング」(いわゆる加工)も新たな取り組みとして進めています。

社長が長年生まれ育った横浜への地域貢献も会社の大きな使命の一つと捉えており、印刷業に加えて製造も手掛けていくことや、横浜で長年培ってきた同業者や異業種の人たちとのネットワークで、お客様の多様な課題解決に取り組んでいきたいと考えています。

課題としては、業態を変化させながら販路拡大をしていく中で、新たな設備が必要となり既存社屋では手狭なことと、また近年周辺地域が宅地化されてきており、騒音や臭い等の配慮から社屋を移転させることも視野に入れなくてはならいことです。

時代や顧客ニーズの変化に合わせて業態を変化させ続けていますが、その顧客開拓には積極的に展示会を活用しています。そのような展示会で、期待に反した思わぬ成果が得られたこともあります。

展示品は、屋外での使用が可能な耐水性のある高輝度蓄光インクを使用した蓄光式看板(災害時避難場所・津波避難ビルなどへの施設の採用)でしたが、期せずしてある会社からイカ釣りの餌木(えぎ)に活用したいと発注がありました。イカは光るものに反応する傾向があるためですが、このような新たなニーズの発掘やそのニーズに応えていくことが重要だと認識しています。

「ツジマキ」は先々代のシルクスカーフの製版からスタートし、先代のシルク印刷を経て、現在はインクジェットプリントやレーザーマーキングに軸足を移しつつあります。時代に合わせて少しずつ業態を変えていますが、最終的なゴールは、印刷を残したいのではなく、社会や地域に貢献する企業として「ツジマキ」を残したいと考えています。

以上

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