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(連載企画)Webマーケティング -無料ツールでホームページを分析しよう- (第1回)

 みなさんはホームページを活用していますか? ホームページをきちんと運用することで、自社や自分のことを多くの人に正しく伝えられるだけではなく販売促進や人材採用などでも良い効果を得られます。ホームページの運用では大きく分けて①ブログなど最新情報を更新する、②目的を達成するのに適したページレイアウトや導線を作る の2つの取り組みがあります。
 やや疎かになりがちなのが②の取り組みです。ホームページの運用目的は、サービスのお問い合わせを増やす、求人応募を増やす、ユーザーに沢山ページを見てもらうなど様々かと思いますが、どのような目的であってもページレイアウトやユーザー導線を考えるうえでホームページを分析して改善していくことが必要不可欠です。
 分析と改善のために私がよく使う無料ツールとツールで出来ることを図表にまとめました。

 図表.ホームページの分析ツール

Google Tag Managerは作業の効率化に役立つツールです。分析ツールのタグを新規に埋め込んだり、変更したい場合、毎回ホームページのHTMLコードを書き替えて更新する必要がありますが、Google Tag Managerを利用すればツール上で変更や更新が可能になるためHTMLコードを変更する手間が不要になります。
Googleアナリティクスは多くの方にとって馴染みのあるツールかもしれません。現在Googleアナリティクスユニバーサル(UA)を使われている場合、2023年7月1日以降サービス終了になりますので注意が必要です。新仕様のGoogleアナリティクス4(GA4)への切り替えを進めましょう。
Googleサーチコンソール、PageSpeed InsightsはSEO対策(検索エンジン最適化)をするうえでも有用なツールですので、まだ導入されていない方はぜひ利用してみてください。
Googleオプティマイズはよりユーザーに好まれるページのABテストができます。ホームページの改善をするうえでとても便利なツールなので今年の連載記事のなかで詳しくご紹介します。
ヒートマップは、ユーザーのマウスの動きを分析し、ユーザーがどこに注目していたのかを可視化できるツールです。下図にように、ユーザーがより注目した箇所は赤く表示されます。ユーザーがあまり見ていない箇所はテキストや画像を変えてみよう等といった検討ができます。ヒートマップはMicrosoft社が提供している「Clarity」をオススメします。無料でありながら有料ツールにまったく劣らない性能を誇ります。

 図表.ヒートマップイメ―ジ
参考Microsoft社「Clarity」

ぜひ皆さんも無料の分析ツールを上手に活用してより成果のでるホームページ運用をしてください。       

具志堅 智彦

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