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令和6年度 専門道場(第2回)の報告

講師:西本成夫会員

大手金融機関でストラクチャードファイナンスの営業・事業再編に従事。その後、外資系金融機関でコーポレートバンキングの営業、総合商社でフィナンシャルリスクマネジメント業務、中堅・中小企業で経営管理とM&Aによる成長戦略の執行に従事。

2024年4月、中小企業診断士として独立し事業承継、資金調達支援を中心に活動中。

「新実践塾」が事例を通じて「現場力を磨く」ことを狙いとしているのに対し、「専門道場」では専門力の深掘りを目的としています。本年度第2回目は2024年12月15日(日)に西本成夫会員を講師に迎え、「中小企業におけるストラクチャードファイナンス(仕組み金融)と事業性融資」をテーマとしてオンライン開催しました。

近年、地方銀行や信用金庫の重点施策として、ストラクチャードファイナンス(仕組み金融)に注力すると言った話題が良く聞かれるようになり、また「事業性融資の促進等に関する法律」が制定されたことで、従来の経営者個人保証や不動産担保にかわる「企業価値担保権」という新たな概念も立法化されました。

このような状況を踏まえ、そもそも仕組み金融とは何なのか、そのなかで特に昨今注目されている、中小M&A案件に関わるLOBファイナンスの事例を使って多様化する中小企業の資金調達について詳細にお話し頂きました。

・コベナンツという仕組みを使うことで事業性融資を可能にするとともに、企業とのリレーションが深まる仕組みが素敵だと思いました。
・ストラクチャードファイナンスの仕組みが理解できただけでなく、診断士がどのように関わることができるのかが非常によく理解できました。

などの声があり大変好評でした。 これらのコメントを今後の開催に活かし、次年度も会員の皆様にさらに満足して頂ける研修を提供できるよう努めて参ります。講師ならびに受講頂いた皆様、誠に有難うございました。

【会員支援2部 執行役員 山上裕昭】

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