理論政策更新研修実施報告『事業承継を見据えた新事業展開への挑戦』
2026年8月8日(土)、理論政策更新研修において、HAYAMA株式会社の千葉忠実表取締役と株式会社アースブルームの営業部長 松村昌希より、『事業承継を見据えた新事業展開への挑戦』をテーマにご講演をいただきました。
千葉代表取締役、松村営業部長、貴重なお話をありがとうございました。
千葉代表取締役からは、お父様が創業された会社へ入社し、2018年に代表取締役として事業承継を果たすまでのリアルな歩みについてお話しいただきました。
入社当時、自社の技術と世間の先端需要との乖離にカルチャーショックを受けながらも、割烹料理人としての厳しい修行時代に培った「観察力」や「品質への妥協なき姿勢」を経営の原点とされました。
先代から受け継いだ事業基盤の上に先端設備の導入や技術習得を進め、リーマンショックなどの危機に直面しても技術を安売りせず、単なる加工会社から「技術提案型企業」へと会社を成長させてきた歴史が語られました。
また、事業承継後には従業員への経営数値の開示や、「一人一人が親方」の意識を持たせる人材育成を進めるなど、小が大に勝つための「フットワークと現場力」を活かした成長戦略をリアルにお話しいただきました。
講演の後半では、首都圏で製造業を営む上での厳しい課題(人件費や物価・用地費の高騰、製造業の砂漠化など)にどう立ち向かうかという視点から、新事業展開について語られました。
その逆風をチャンスに変える「高付加価値技術」や「柔軟な変化」への挑戦として、営業・エンジニアリング部門を独立させた株式会社アースブルームの設立が紹介されました。
同社で営業部長を務める松村氏からは、まずはお客様の想いを受け止める「QCD+R(RECEIVE)」の姿勢や、顧客と製造現場の架け橋となってスピーディーに研究開発をサポートする役割についてお話しいただきました。
技術力と人材育成を両輪に、事業承継を生かして環境の変化を恐れず新たな未来へ挑戦し続けるお二人の生の声は、中小企業を支援する中小企業診断士にとっても非常に参考になる内容でした。
参加者アンケート(抜粋)
- 技術力と人材育成を両輪として事業承継、新事業への挑戦、成長戦略の生の話が聞くことができ、大変有意義でした。
- 小が大に勝つ戦略が参考になった。
- 現在の取り組み、お考えをつつみかくさず開示いただき、大変刺激的で、興味深く、拝聴させていただきました。ありがとうございました。
- 事業発展されてきた歴史やその時々の想いを紹介いただき、企業成長のための要件が理解できました。
- 具体的な体験談でとても勉強になった。90分があっという間だった。
千葉代表取締役

松浦営業部長





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