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診断士インタビュー
依田彩那
会員

令和を築く診断士「繋がりから生まれる新たな可能性」

「令和を築く診断士」では、様々な分野で活躍している協会員の方々をご紹介しています。今回は、依田彩那会員にお話を伺いました。診断士登録3年目で、現在は会員支援3部の執行役員として、理論政策更新研修の運営や、定時総会の司会業務など精力的に活動されています。
プロフィール
・2021年診断士登録
・会員支援3部 執行役員
● まずは自己紹介をお願いします。
はい、依田彩那です。現在は、IT系の会社で人事を担当しております。令和2年度の診断士試験に合格し、令和4年に神奈川県中小企業診断協会へ入会しました。入会後は令4会に参加しました。その後、令4会で知り合った石川さんの紹介で、昨年度から会員支援3部の業務に携わっております。
●診断士になる決断をした理由は何でしょうか?
診断士になる決断をしたのは、前職の時です。ちょうどコロナ禍前の2019年ぐらいでした。ある時、社会人としての人脈を考えたときに「現在の私は、学生時代の友人や職場の人脈しかない。視野を広げるために人脈を広げたい!」。こう思ったのが大きな理由です。人脈を広げるだけなら診断士がなくてもできると思います。ただ、当時の私は既にいくつかのビジネスの資格勉強に取り組んでおり、それらの知識を包括的に生かせる資格として中小企業診断士を見つけました。そのため、「診断士になったら人脈が広がりそう!」。そう思ったのが最初のきっかけです。ちょうどその頃、コロナ禍と重なり、強制的に外出制限となってしまいました。そのため、土日に友人と会うことができず、その時間をすべて受験勉強に費やしました。
●現在の活動について教えてください。
現在は企業内診断士として、神奈川県協会の業務を活動の中心に置いております。
県協会では会員支援3部の執行役員として、主に理論政策研修の運営を担当しております。理論政策研修も、コロナ禍を経て現在はリアル開催が多いですが、年に数回はオンラインでの開催があります。私はオンライン開催の運営を中心に対応をしております。
●大切にされていることやポリシーなどを教えてください。
診断士の勉強を始めたきっかけでもある「人脈を広げること」を最も重視しております。色々な方と繋がり、多様な知識を取り入れたいと思っております。よく「中小企業診断士は独占業務がない」と言われますが、逆に言うと様々な専門性があり、どこにでも職種が伸ばせるというのが、私は最大の魅力だと思っております。そのため、多くの知識を入れて、自分の可能性を探りたいと思っております。
●今後の抱負を教えてください。
まずは神奈川県の理論政策更新研修の魅力をより多くの方に知っていただけるよう、理論政策更新研修をさらに良いものにできるよう活動を頑張りたいです。
神奈川県の研修に登壇いただく方は企業経営者の方はじめ、ご自身がその時どう感じていらっしゃったのか、周囲の反応など、起きた事象に限らない情報も語ってくださる方が非常に多く、講義を聞いているだけでドラマを見ているような感覚になります。研修の第一義は新たな知識を学ぶためではありますが、これまで登壇いただいた方々・運営に携わった方々の尽力により、感動も届けられる強みがあると思っています。「研修を受けるなら神奈川県が良いよね!」と言っていただける方が一人でも増えますよう、新たな施策にも前向きに取り組めればと思っています。
●後記
終始穏やかな口調で、こちらへの配慮も忘れずにお話しいただき、依田さんの優しさが随所に伝わってきました。同時に、現在取り組まれている業務について真摯に向き合いながら日々奮闘されている様子を伺うことができ、非常に充実した時間となりました。さらなるご活躍を期待しています。
【鴨居陽介】