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診断士インタビュー
吉田由紀さん
会員

令和を築く診断士「中小企業のために力を尽くす志を持ち」

 「令和を築く診断士」では、様々な分野で活躍している協会員の方々をご紹介しています。今回は、
吉田由紀会員にお話を伺いました。
 診断士登録からまだ1年経過されていませんが、すでに多くの協会活動や公募案件に参加され、精力的に活動されています。研究職出身らしい落ち着いて穏やかな語り口である一方、初対面でも「明るく社交的なお人柄」が感じられ、とても印象的でした。
プロフィール
・2022年診断士登録
・企業内診断士 研究開発部門に所属
・令4会運営委員
・趣味はゴルフと料理
●中小企業診断士を取得したキッカケを教えてください。
通信会社の研究開発部門に所属しており、始めは研究開発そのものが仕事の中心でした。ここ15年くらいは、研究開発された技術を世の中に展開していく技術営業やプロデュースといった仕事に従事しています。新たな技術を生み出す仕事も楽しかったのですが、相手のご要望を聞いてふさわしい技術や使い方を提案することや、困っている人に解決策となるような技術を紹介することが面白いと感じています。
そんな中でコンサルティングに関心を持つようになり、また、退職後のキャリアのために資格を持っておいた方が良いと考え、経営コンサルティングの国家資格である中小企業診断士資格を取得しました。
●現在の活動について教えてください。
現在は企業内診断士であり、神奈川県協会の活動や公募案件が中心です。
県協会での活動としては、令4会の運営委員を始め、マーケティング実践研究会、かながわ補助金研究会、かながわ再生承継研究会に参加しています。また、まだまだ少数派の女性診断士として先輩方のお話を伺ってみたいとの思いから、令4会の大野さんと一緒に女性診断士意見交換会を企画し、2回ほど開催致しました。
 公募案件については、今年2月のテクヨコにてセミナー講師を経験させていただき、『かながわ商店街・おみせ新聞』4月号記事執筆で綾瀬のお弁当屋さんを取材させていただきました。将来的には地元・葉山で活動したいと考えており、観光地・葉山に貢献したいとの思いから、観光事業プロジェクトにも参画しております。
その他に、趣味のゴルフを通じて、自然と人脈が拡がっています。
●神奈川県協会にどのような印象をお持ちですか?
神奈川県協会の特徴である同期会の存在がとてもありがたいと感じています。同期会があることで、同じような境遇の方とお互いに相談、情報交換しあえる環境が整っています。また横のつながりだけでなく、「○○さんは何年ですか?」「□□会の誰々さんはご存じですか?」といった会話をきっかけに、縦や斜めの関係性もつながりやすいと感じています。
●今後の抱負を教えてください。
診断士試験の勉強中は周囲にほとんど伝えておらず、資格取得後に報告する形になったのですが、元上司の方から「これからは、中小企業のために持っているスキルを活用できるようなことをやっていきなさい」という激励の言葉を頂き、難しい試験が終わってやや燃え尽き気味であったところで、改めて中小企業のために力を尽くしたいという気持ちを強く持ち直しました。
今後は、地元・神奈川、葉山に貢献できるようになることを目指しつつ、観光事業プロジェクトの活動に注力していきたいです。また並行して色々なことを経験し、まずはやってみて、その中から自分の強みを活かせる分野を見つけたり、新しいスキルを身に付け発揮したり、といったことができれば良いなと思っています。
【若杉 廣】