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令4会同期会座談会

神奈川県協会では伝統的に同期会があり、令和4年も『令4会』が発足致しました。毎月定例会という形で、先輩診断士の話を聞く機会などを企画しております。また同期が自身の専門分野等について話す機会や、座談会という形でコミュニケーションを取る機会も提供することで、同期同士の親交を深める場としても機能しております。今回は、『令 4会』の運営メンバー 6人の座談会を催し、発足から約半年ほど経過した時点での率直な感想をお伺い致しました。
(座談会 実施日 2022年 12月 10日 横浜 かながわ県民センターにて)
◆今日はありがとうございます。早速ですが、皆さんの現在のお仕事について教えてくだ さい。
中島) 現在は某電機メーカーの、カーナビやドライブレコーダーといった自動車機器の事業部門で、事業企画に携わっております。1月からは顧客向けに各種サービスを提供する部署に異動の予定です。
市川) 横浜市にある金融仲介を行う会社に勤めています。独立しているファイナンシャルアドバイザー向けに各種プラットフォームを提供する会社です。その会社で財務経理以外の管理全般を行う部門に所属しています。
大野) 今年 3月までは、芸術文化を扱う財団の本部で経営企画におりましたが、現在は財団が運営している横浜市内にある文化施設の管理責任者をしています。
小泉) 元々総合商社に勤務しておりまして、そこから福島の原発被災地支援組織に出向しておりました。今年の3月末に出向命令が解除されたのにあわせて、独立して川崎市で起業しました。
島田) 私も独立しています。個人事業からスタートし、中小企業向けコンサルティング会社として 3期目です。東京都品川区立の創業支援センターでインキュベーション・マネージャーもしています。最近、間借りでカフェ・スナックを横浜市内で開業しました。(一同拍手)
与那覇) 私は3年前までは電子機器メーカーの大企業や中小企業で管理職をしておりましたが、そこを早期退職してからはスポット的に仕事をしていました。来年、診断士として独立起業することを計画しています。(一同拍手)
◆企業内診断士が3名、独立が2名、独立準備が 1名というメンバー構成ですね。そもそも診断士を目指そうと思ったきっかけは何でしたか。
中島) 2つあります。1つは事業企画という業務を行うために知識の補充が必要だったから。もう一つは自分の未来は自分で切り開いていく、その必要性を感じたからです。
市川) 現在の会社では管理業務をしていますが、その前は別の会社で営業職だったこともあって、当初管理業務について分からないことが沢山ありました。で、包括的に知識を得たいと思ったのがきっかけです。 また、営業の場合は数字で評価が決まりますが、管理の場合はそうではありません。資格取得で能力が認められれば、給料もアップするのではないかと思いました。丁度、コロナ禍で時間が作れたのも大きかったです。
大野) 私の勤務先は行政の外郭団体でして、行政による経営指導があります。指導員の中には診断士の方もいます。指導内容が、勤務先の中で現場を分かっていないと受け止められること があったのですが、先生の言うことは正しいような気もして、こうしたギャップを埋めるためにも、経営についてきちんと理解したいと思ったのがきっかけです。まだ明確な答えは見つかっていませんが、分かり やすい公的団体の経営モデルという のを作っていけたらと思っています。
小泉) 直近3年間、大勢の診断士と共に、福島の原発被災地の中小企業やベンチャーを支援していました。コロナ禍で中々思うように外出できなくなって、時間も できたので、じゃあ自身の業務品質を上げようと、資格取得を思い立ちました。
島田) 私は診断士として起業する前、生花の販売事業を営んでいました。事業のことで、診断士に相談やセミナー受講する機会があって、何回か訪問するうちに、自分で資格を取ったら今後の役に立つのではと思い立ったのがきっかけです。
与那覇) 私の場合は、前の会社を早期退職して、さあこれからのセカンドキャリアをどうしようかと考えていた時に、緊急事態宣言が出て、何もできなくなってしまいました。前の会社で身近に診断士資格を持っている先輩がいて、凄いなと思った ことを思い出して、じゃあこの機会に自分も資格取得して、転職ではなく、独立しようと思い立ちました。
◆診断士を目指した動機は人それぞれですね。では、神奈川県中小企業診断協会に入ろうと思った理由や入った後の感想を教えて くだ さい。
中島) 将来的に診断士として活動していくには、人脈が大事だと思ったのが最大の理由です。実際、県協会に入ってから、知人・友人が多数増えており、ネットワーク形成に有効だと思っています。
与那覇) 私も同感です。数もそうですが、質の面でも県協会入会は有効だと思います。私は東京協会にも所属しており 、名刺の数だけなら東京協会の方が圧倒的に多いのですが、県協会の方との関係性の方がずっと濃いと思います。
大野) 私は東京か神奈川県のどちらかの協会 に入ろうと思ったのですが、東京協会のスプリング・シンポジウムのスケジュールが上手く合わなくて。 それで、公益的な仕事をしたいという私の希望も含めて、県協会の先輩に話を伺った所、とても親身になって相談に乗ってくれまして 。それが県協会入会の決め手になりました。
市川) 私の場合は1歳 10か月になる子供がいまして、手が掛かる時期なので、会員に色々求める組織だと困るな、と。県協会はそうしたことも無さそうでしたし、実際その後入ってみて、秋のオリエンテーションの運営等も手伝ったのですが、やりやすかったです。話しやすい人も多いですし、入って良かったなと思っています。
島田) 入会にあたって関心があったのは、診断士資格を皆さんどういうビジネスモデルに生かしているのかなということでした。県協会に入ってみて、様々な活用方法や働き方がある ことが分かったのは収穫でした。
小泉) 私も島田さんと同じです。勢いで独立したのはいいのですが、やりがいと収入のバランスをどう取るのか、同じ仲間はどうしているのか、それを知りたくて入会しました。
◆企業内診断士の入会動機が主に人脈形成、独立診断士はビジネスモデルが知りたい、というのは興味深いですね。でも県協会に入って良かったというのは皆さん同じですね。では、同期会の存在についてはどう感じていますか。
中島) 県協会に入るまで 、同期会についてあまりよく知りませんでした。ただ実際に入ってみて、同期会が協会活動の基盤になっている こと を実感しています。
市川) 私も中島さんに同感です。
大野) 私もそうです。ようやくリアルで会える環境になってきつつあるのも、そう思わせてくれる要因なのかもしれません。
島田) 同期 というこ で、気軽に診断士としての考えや悩みを共有できるのがいいです。
与那覇) 定例会では開催数を重ねるごとに、顔を合わせるメンバーと少しずつ会話するようになって、ネットワークが広がっていくのを実感しています。運営委員の活動としてプロフィールシートという自己紹介資料を作りました。総勢 60名近くの同期の方が参加してくれました。皆さんの強みとか趣味とかも分かったし、これからこのシートを元に、もっと交流していけたらと思っています。
小泉) 今、与那覇さんが紹介してくれたプロフィールシートに記載の同期、その9割が診断士以外にも資格を持っています。 ITから税務、不動産、人事、事業承継等、多士済々です。足りない能力・知識を補充してくれる頼もしい仲間との出会いに感謝しています。
◆同期会が良いというのも皆さん一致していますね。皆さんはその同期会の運営委員をしていますが、運営委員になった理由や役割、なってみての感想等をお願いします。
中島) 同期のつながりを、よりしっか りとした人脈にしたいと思ったからです。会長になって、こうして運営委 員の方々と繋がりが深まっていくのは嬉しい限りです。
市川) 子供がいるので、協会活動はそんなに でき ないだろうと思っていました。ただ、同期会については、全員必ず出席するものと勘違いしていて、どうせ出なきゃいけないなら積極的に関わりたいと思ったのがきっかけです。実際、半年間総務を担当してみて、特に負担を感じることもありませんし、色々な関わりが持てて良かったなと思っています。
大野) 運営委員になると、同期の横の繋がりだけでなく、県協会の先輩と縦の繋がりができるのがいいと思いました。勉強会企画を担当していて、最初の頃、少しだけ意思疎通が難しいかな、と思う時もありましたが、何度かやり取りしているうちにスムースに進むようになりました。
島田) 情報発信を担当しています。県協会がどんな所か正直よく分からない部分もあったので、理解するきっかけになると思いました。機転の利く方が多くて助けられています。
与那覇) 交流を担当しています。女性診断士の数が少ない中で、運営委員は女性が多いので、話がしやすくてラッキーだなと思っています。
小泉) 同じく交流です。独立したてで時間にも余裕があるので、何でもやってやろうと思いました。頑張ります。
◆診断士としての2023年の抱負を教えてください。
中島) 今年は診断士になりたてで、基盤整備の年と割り切っていました。来年は本業の担当業務も変わって、もう少し動きやすくなると思っています。初めから領域を決めず、自分に声が掛かったことをひとつずつ着実にやって、副業診断士として活動の幅を広げていきたいと思います。
市川) 元々、診断士として何か活動しようとは思っていませんでしたが、県協会に入って色々刺激を受けました。来年は診断士として何かしたと言える よう になればと思っています。本業にも活かせた方がいいので、社内ベンチャー的な取組 み に挑戦できたらと思っています。
大野) 本業で診断士として、ブランドの確立のような仕事に取り組みたいと思っています。後、先輩診断士から学ぶ機会を増やしていきたいです。
小泉) 私の会社は1月から2期目に入ります。何とか来年は認定支援機関になれたらと思っています。
島田) この1年間、診断士として何ができるのかを考えながら試行錯誤の連続です。現在は、経営者が何かを始めたり選択する時 に 、良い決断のきっかけを作ることが自分ができる一番のことなのかな、と思っています。後、診断士の知名度を高めていきたいとも思っています。診断士資格っていいんだぞ、と。(笑)
与那覇) 開業届を出したいです。 まずは2月のテクニカルショウヨコハマの相談員から着実にやっていきたいです。
◆2023年もいい年にしたいですね。では、最後に中島会長から令 4会運営委員を代表して一言お願いします。
中島) 県協 会、令4会共に素晴らしい仲間の集まりだと思います。これからも定例会等を通じて、同期の繋がりを強くしながら、同期会がより一層良い活動になるよう精一杯取り組んでまいります。令4会をどうぞよろしくお願い致します!
【小泉 孝朗】