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同期会
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同期会座談会

同期会座談会 平30会

平30会です! 座談会~よろしくお願いします!~

本年も神奈川県協会独自の伝統である同期会「平30会」が発足。「協会活動の起点/人脈形成/学び合う機会」をテーマに毎月の定例会&懇親会を通じ交流を深めています。
企業内診断士・独立診断士・独立準備中、経営者、弁護士や弁理士、女性起業家等年次&経験&専門分野も多様なメンバー。
また、「実践の機会を増やしたい/ネットワークを広げたい/勉強や研究を深めたい/育児と両立したい」等想いも様々です。
10月度以降、H30会主体による運営が本格的にスタート。
先日の定例会で、会長・副会長・各係が選出され、運営体制が決定しました。そこで今回、座談会を実施し、今後に向けて大いに想いを語り合いました。
座談会出席者(写真左から)
長島三氣生(副会長)/小笠原慎一(司会執筆・総務)/岩間大介(副会長)/知念毅(会長)
はじめに、現在のお仕事と診断士活動について教えてください
知念:大手系列企業の新規事業開発プロジェクトの支援、法政大学大学院の診断士養成過程での実務補修のサブインストラクター、ものづくり補助金申請とその後のサポートを行なっています。協会では、金融機関連携プロジェクトとかながわ再生承継研究会に参加しています。

岩間:半導体メーカーで働いています。製品のプロダクトマネージャーとして製品企画やお客様へのヒアリング、開発のマネジメント全般をしています。協会では、ものづくり支援プロジェクト、金融機関連携プロジェクト、神奈川実践IT研究会、かなコンに参加しています。

長島:コンサルティング会社のクラウドソーシングサイトの立ち上げ支援、TACの経営情報システムの科目責任者、日本生産性本部での仕事を受託しています。協会では、商業・サービス業支援プロジェクトと金融連携プロジェクトに参加しています。

小笠原(司会):ガス業界(都市ガス会社やガスショップ、LPガス会社)で顧問コンサルティングや研修等を行なっています。協会では、健康経営支援プロジェクト、商業・サービス業支援プロジェクト、金融連携プロジェクト、かながわ再生承継研究会、神奈川実践IT研究会に参加しています。
診断士を目指したキッカケは何でしょうか?
長島:診断士取得前から中小企業向けのコンサルティングをしていますが、海外展開と創業スタートアップは、中小企業は資金がないのでやりにくいと感じていました。診断士の資格を取れば公的機関と一緒に国が支援する事業に入ることができると考えました。

知念:IT系の大手コンサルファームにいたのですが思うところあり、大手コンサルファームではで
きない自分ならではコンサルティングの仕事をやりたいと考え、そこを辞めてから中小企業診
断士の勉強を始めました。合格して独立した今は充実しています。

小笠原(司会):27歳の時に経営コンサルタントの仕事につきたいという強い思いを持ち、その実現に向け、まず経営コンサルティング会社に入りキャリアを積む事、そのための手段として診断士の取得を目指しました。診断士は平成6年に取得しコンサルティング会社へも入社できました。

岩間:社内で過半数代表として労使協定を結ぶ活動に2年携わりましたが、アイデアベースの提案でプレゼンも上手く行きませんでした。ベースとなる知識がないのを痛感したのと、経営者の考えを学ぶことができるのではと考え、診断士の勉強を始めました。半導体のエンジニアとしても10年経ちマンネリを感じ新しい事をやりたいというのも動機になりました。
神奈川県協会への入会動機は何ですか?
知念:妻の仕事の関係で都内に住んでいますが、両親も高齢になり将来的には神奈川へ戻るので基盤を作っていきたいと考え入会しました。スプリングシンポジウムの雰囲気も良かったです。

岩間:東京と迷いましたが、スプリングシンポジウムで先輩たちが楽しそうにしているのを見て決めました。職場が東京なので、休みに東京に行くのも嫌でしたので…。

長島:これまで神奈川とはほとんど縁がありませんでしたが、昨秋のシンポジウムで執行役員の方と気軽に話せたのと、若手にとって活動しやすい場があると感じて入会しました。

小笠原(司会):これまでガス業界というニッチな市場で主に他府県でのお手伝いしてきましたが、今後は地元で他の業種へお手伝いの幅を広げていきたいと考えて入会しました。
入会後の印象と協会への要望があればお願いします
岩間:理事の方と距離が近いのでコミュニケーションがとりやすいです。謝金を戴ける案件があるのは魅力ですので、企業内診断士にも何らかの形でその魅力を継続して欲しいです。分かれた後でも案件が担当できる仕組みづくりができたら良いと思います。

長島:印象は思っていた通りでした。理事の方々は話しやすいし、いきなり飲みにご一緒できるのも良です。若手もイキイキしています。県士会を作るのであれば、公的支援というドメインに限定せずに対象を広げ、民間のコンサルティング会社と戦えるスキルとノウハウを身につけられるよう徹底して欲しいと思います。

知念:印象は堅苦しくなくアットホームな雰囲気でした。先輩方も気さくな方が多く居心地が良いです。金融機関連携プロジェクトを見ても応募や運営は公平で、オープン&フラットのスローガン通りだと思います。組織変更の話は研究会の代表の方もよくわからない方がいたので、各研究会が円滑に進むように情報提供などスピード感を持って行なって戴けたらと考えます。

小笠原(司会):以前、東京支部城西支会に所属していましたので想像していた事とそう違いませんでした。神奈川県協会に入会した事で企業内診断士だった方が夢や自信を抱いて独立できるよう後押しできるような神奈川県協会独自の体制が出来ると良いと思います。
自分の強み(売り)と今後の抱負を教えてください
岩間:自分は調和性と親和性が高いと自覚しているので、その特徴を生かして中小企業の方や診断士仲間と協力して仕事を進められる事です。これまで行なってきたエンジニアの仕事をすぐに役立てる場はありませんが、これから色んな事を吸収して役に立てる診断士になりたいです。

知念:ITでどういう事を実現したいかという夢を描くところから、プログラミング、業務をどう回すかまで全プロセスをやってきましたので、プロジェクト管理から推進までサポートできる自信があります。今後はセミナーなどをやっていきたいので話す訓練をしていきたいです。

小笠原(司会):お得意様づくりをコンサルティングの柱に置き、そのためのイベント(展示会)指導や営業社員の訪問営業力をつけるための現場同行指導まで行なってきました。同行指導した社員数は延べ1,000人以上、面談同行客数20,000軒以上で、現場に強いというのが売りです。

長島:サーバー側のデータベースをいじれるので、WEBサービスを作れるのが強みです。最近は統計に力を入れていて、Python(パイソン)やR(アール)言語を使ってビッグデータ解析を行なう事ができるので、協会でデータサイエンティストの勉強会をやってみたいです。
H30会として取り組みたい事や発展への抱負をお聞かせください
知念:参加している皆が刺激し合って楽しめれば良いので、そのために協会の良い雰囲気を活かしながらメンバーの意見を聴いて採用していきたいです。個人的には不況が起こった後の対応について協会内の経験豊富な方にご登壇いただき過去の経験を語っていただきたいです。

長島:独立診断士と企業内診断士とは目的が違いますが、独立色が強くならずに、両方のコンテンツを考えてうまいこと交流できるようにしたいです。

岩間:自分自身、診断士仲間が少ないので仲間を増やしたいです。お互いを知る活動ができれば良いので、プロフィール交換は大賛成です。参加が難しい皆さんもいらっしゃるので、参加できない理由を知り、極力解消しアクティブ会員を増やしたいです。

小笠原(司会):様々な知見を持った診断士が集まっているので、その専門分野を活かした横のネットワークづくりを強めたいですね。各人が参加している会で行なっている事の共有化もしたいです。
今日はありがとうございました。これからも力を合わせて平30会を盛り上げていきましょう。