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座談会 平28会

平28会です! 役員による座談会

平28会の役員の中から4名の方にお集まりいただき、座談会を行いました。将来への希望にあふれた皆さんによる、熱い想いが飛び交う座談会になりました。
●座談会出席者:写真左から、米澤智子(会計係)、白井克昌(副会長)、水島壽人(副会長)、山倉慎一(会長)
●司会・執筆:(兼)白井克昌
現在の中小企業診断士としての活動について教えてください。
水島:7月に中小企業診断士の登録をしました。ターンアラウンドマネージャ(TAM)の資格取得、企業診断ニュースでの執筆活動、受験生支援、研究会への参加など、土日はかなり忙しいですね。

山倉:研究会がメインの活動です。神奈川県診断協会と東京都診断士協会で7つの研究会に入っています。そこで、いろいろな人と出会って人脈を作っているところです。

米澤:実務従事を2件行い、9月の実務補習に参加して10月登録予定です。今年は、受験生支援が中心で、研究会はあまり入っていないので、来年以降に参加していきたいと考えています。

白井:診断士活動は、「診る」「書く」「話す」に分けて考えています。「診る」は、実務補習を終えて登録後に実務従事3件、「書く」は、雑誌”企業診断”での執筆など。「話す」は、機会を探索中です。
中小企業診断士を目指したきっかけについて教えてください。
山倉:私は、2年前に技術経営(MOT)の大学院で経営を勉強しました。それまでは、技術一筋だったのですが、「経営もおもしろい」と思い受験しました。

米澤:目指したきっかけは、銀行業務に役立つと思ったからです。金融行政のトレンドとしても、企業の事業性評価をしっかりしようとしている中で、銀行員こそ取る資格だと思いました。

水島:私は、出版印刷部門で営業をしていますが、人間関係に依存するだけではなく、もう少し経営的な視点、広い視点でものを見なければならない、変わらなければならないと思ったからです。

白井:当初の動機は、会社での企画業務のスキルアップです。ただ合格まで4年間かかった中で、社内だけでなく社外でも活用したいという想いが強くなった、という変化がありました。
受験生時代に想像していたこととの違いは何かありますか。
白井:資格は取得しましたが、実際にはまだスタートにすら立てておらず、勉強すべきことがどんどん出てきていますね。もうひとつの驚きは、ネットワークが格段に広がっていることです。

水島:そうですね。いろいろな所で出会う人たちがすごく優秀な人ばかりで、自分も頑張ろうと思います。独立も考えるようになったのが、自分の中では一番びっくりする変化です(笑)。

山倉:皆さんの前向きさ、熱心さは、想像していた以上で、パワーをもらっています。地方からも休日を使って積極的に飛び回っている方を見ていると、私も積極的に出ていこうと思います。

米澤:世の中に中小企業診断士の出番がいっぱいあることに気がつきました。積極的に活動している皆さんとの有意義な出会いが素晴らしいですね。子供を持つ女性の方もすごく活躍されていますし。
素晴らしい人たちの中で活動していくためには、強みがほしいですね。自分の強みは何でしょうか。
米澤:デザイン力です。実務従事のHP作成で、経営視点から分析できる診断士の力と自分のデザイン力を組み合わせることで、プロのデザイナー以上に訴求力のあるものが創れると感じました。

山倉:まず、商品開発や製造現場などの幅広い経験です。二つめは技術経営(MOT)の知識です。大学との人脈もできました。三つめが、リスクを取りに行く性格。最後が、基本的なことですが健康です。製造業での20年間の勤務経験と、MOTと、積極性と、健康と、この4つで頑張ります。

水島:まだ自分の強みがよくわかっていないのですが、先日、他業界の診断士の方から、「25年以上の出版業界での営業の経験は絶対自分の強みだよ」と言われました。これからもう少し整理していきます。他に、注力している東北の支援活動を通じて得たネットワークは強みにしたいですね。

白井:おっしゃったように、自分では当たり前のことが、実は他の人には当たり前ではないことが強みなのではないかと思います。これまでの活動を通じて、たくさんアイデアマンがいる中で、それを収束させて形にすることが、意外に自分の強みかもしれないと思いました。補完関係ですね。

米澤:強みは、相対的なものなので、多くの人にお会いしているからこそ見えてきたのだと思います。
神奈川県中小企業診断協会に対する感想や要望を聞かせてください。
水島:神奈川県中小企業診断協会の印象をひとことで言うと、すごくオープンでフラットな感じです。それが入会の決め手でした。このよい雰囲気を、自分たち以降も継続発展させていきたいです。

白井:同感です。大先輩の人たちが、ものすごく暖かく接してくれて、距離が近い感じがします。また、理論政策更新研修のやり方など、独自で先進的な取り組みも素晴らしいと感じています。

山倉:規模がちょうどよいですね。要望としては、メンバー固定でない、テーマドリブンでの横断的な交流イベントがあるといいと思います。他県の協会をまたいだイベントも面白いかもしれません。

米澤:神奈川県中小企業診断協会のよさは、皆さんの顔が見えることです。希望としては、企業内診断士が参加しやすい案件がもう少し増えるとよいですね。
平28会の仲間で取り組んでいきたいことはありますか。
水島:まだ柔らかい段階ですが、平28会として熊本に行き、現地支援や交流などを行うことを考えています。プロジェクトとして、皆で取り組めるものにしたいですね。継続してできると更に素晴らしいと思います。例えば、平29会、平30会というように。

白井:活動を通じて、信頼関係や、今後も一緒に活動したいという想いを作っていきたいです。

山倉:先ほどの協会内でのイベントのようなことを、まず平28会で企画・実行できるとよいですね。

米澤:新人歓迎会も力を合わせて頑張って、その後も続く同期会にしたいと思います。
では、今後の抱負について伺います。まず、個人としての抱負からお願いします。
山倉:当面は幅を広く。そして徐々に狭く深く、ということです。今は、いろいろな人に会い、いろいろな事をやってみる。その中でまた新たに強みも見えてくるかもしれません。

水島:診断士としてやりたい方向性は「診る」なので、そのためのスキルの向上を図りたいと思います。後は、東北とのつながりがあるので、その人たちのお役に立てる仕事がしたいと考えています。

米澤:まず診断士登録をすること(笑)。今年は受験生支援と「書く」を中心にしていますので、来年からは「診る」「話す」ことも自分から取りにいかなければいけない、と思っています。

白井:私は「マイ行動指針」を3つ。「志を持ちつつ元気に活動する」「人に信頼される人間になる」「健康に注意する」ことです。将来的には、故郷の岐阜にも何か貢献をしたいと思いますね。
最後に、会長から平28会としての抱負をお願いします。
山倉:三つ申し上げます。一つは、平28会を居心地のよい魅力的な会にすること、二つ目は、全員参加で何かを成し遂げて皆で達成感を得ること、三つめは、継続的に交流していくこと。平28会の継続とともに、他の年次にまたがった交流もしていきたいと思います。
今日はありがとうございました。これからも力を合わせて平28会を盛り上げていきましょう。