かながわ農食支援グループ 活動報告
9月27日(土)農食グループの月例会として、7月7日にオープンした茅ヶ崎の道の駅に市場視察に行ってきました。1時間の売場観察と1時間の意見交換と、あっという間の視察となりました。
広い駐車場は24時間使え、休憩スペースも広く取られていて、家族連れも多かった様子から、湘南へのドライブ・遊びの往復に立ち寄るのかな〜という施設でした。
意見交換では、全体的な内容と商品を展開している長谷川さんの商品にフォーカスして話し合いました。
全体的な意見交換
メイン顧客は誰だろうか。地元民だと価格が高いし、普段使いのコーナーはない。やはりここだからこその価格と品揃えだから観光狙いでは。でも観光バスは止まっていないし、外国人はいない。駐車場への入りやすさから湘南や箱根方面に出かけたマイカーの立ち寄りを狙っているのではないか。
売場が変型だから、レイアウトや分類がわかりにくかった。表示はあった、気づかなかった。肉や海産物が多いけど、スペースが狭くて、ごった返していてゆっくり見られなかった。
POPと商品が離れていてどの商品を差しているのかわからない。日本酒やコーヒーが少ない気がした。茅ヶ崎産というのが少ない気がした。どこまでの基準で茅ヶ崎産と言えるのか?
「栽培期間中農薬を使用していません」という表記は何かの基準のもとの対応なのか。
季節の栗が、イガごと並んでいるのには惹かれた。手に取るのが大変だ。
湘南ゴールド(農業試験場発の神奈川ブランド、みかん)を混ぜている商材が多い。
何が人気なのか知りたい。
運営会社の社長は中小企業診断士。自分が関わっている事業者さんに関連する売場をよく見た。取り扱ってもらう流れを知りたい。

メンバーの長谷川さんの商品もみんなでしっかりと観察してきました
●お客さまの実情
商品を手に取って見比べている人、裏を見ている人、短い滞店時間の中で2人見かけました。
●仮説
日常遣いのスーパーにはない新しい商品だけにお客さんは作り方がわからないのではないか。中身は見えるけど乾燥しているので、味やその違いが伝わりにくいのではないか。
●魅力引き上げ案
作り方がわかるミニPOP があっても良いのではないか。
棚のヘリの陰になってプライスカードが見えないので、商品のラインナップが上からわかるような、ショーカードがあっても良いのではないか。
帯状のモノで棚の縁に長く貼って一体感を出すのも良いのではないか。
商品が減っていくと正面が見えにくくなるので、商品を斜めに魅せる支えみたいのがあっても良いのではないか。
欠品の状況から売れ筋とフェースが合っているか、欠品を防ぐ作戦を検討しても良いのではないか。
等等盛り上がらせていただきました。生きた題材のご提供ありがとうございます。





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