「オープン&フラット」と対外的活動 神原哲也
属性
診断士登録年度: 2017年3月
県協会入会年度: 2019年4月(令1会)
独立・企業内: 独立
県協会役職: 会員支援1部執行役員
(2020年9月現在)
県協会の実績
〇2019年11月中小企業診断士の日フェスタ(運営委員)、2020年2月テクヨコ(相談員・ミニセミナー担当)、2020年9月診断士プレゼン大会(審査員担当)に参加している。
〇2020年度から会員支援1部執行役員支援機関担当として「診断士の日」や「テクヨコ」などに参加している。
県協会のここがオススメ
私は神奈川協会に入会してまだ1年半だが、まずは居心地がいい協会だとお伝えしたい。
ひとつの理由は協会の活動が「オープン」であること。
何かあれば、広く公募があり、希望すればさまざまな活動に参加できる。
もうひとつの理由は「フラット」であること。「〇〇さん」の呼称で象徴されるが、年齢とかキャリアとかを問わず、相互にリスペクトしていることを感じる。
これらのことは当たり前のことのように聞こえるかもしれないが、実は神奈川協会の先人が培ってきた文化である。
診断士登録したばかりであれば、診断士の実績と経験がないが、そういう方に門戸が開かれている、というよりは、いろんなバックグラウンドの方を広く包摂してみんなで成長できたらいいね、という思いが共有されているようだ。
そのような思いが独特の事業を生み出してきたのではないかとも思っている。伝統の同期会もそのシカケだろう。
実は私が入会初年度に参加した事業はいずれも神奈川県協会らしい事業だった。
特に中小企業診断士の日フェスタは「らしさ」を感じた。横浜そごうの門前で無料相談会をやり、道行く人々に「診断士」をアピールした。私は勝手に「辻立ち」と称していたが、全国に例のない事業だろう。
この夏、川崎市は主要駅を含む無料経営相談会を大々的にやっており、私も士会の会員として参加した。駅改札口近くで経営相談を同時展開する試みは全国的に例がないことだ。私は、診断士フェスタのインパクトがそのヒントなっていると思う。
東京協会など全国の協会の多くは会員向けの事業活動が主体だが、神奈川協会は対外的な活動を重視している、と感じてきた。その結果、上記のような社会へのインパクトも生まれるのだろう、とも見ている。
協会の醍醐味は実は社会へのインパクトをもたらす事業や人材を創ることではないか、と今では思っている。診断士は個人でできるが、個人ではできないこともある。フラットでオープンな文化は、社会にインパクトをもたらしたい診断士の創意工夫を妨げることもないだろう。ぜひそこまで注目してもらいたい。
―以上―
この記事へのコメントはありません。