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新実践塾(第3回・第4回)の報告

11月、12月に「新実践塾」の第3回と第4回を開催しました。新実践塾のコンセプトは、事例と講師の問題提起を元に、受講者が相互に意見交換することで、テーマに対する認識を深め、様々な局面における実践スキルの向上につなげることです。特に、参加者がグループに分かれて意見交換することを重視しています。

第3回は、11月16日(土)に向井敏明会員を講師に迎え「経営支援中に事業承継が最大課題に!どう整理し、誰を頼り、どう伝えるか?」 というタイトルで、事業承継をテーマに行いました。

事業承継支援を行う際のアプローチ方法、具体的な支援策、支援策の進め方等、盛り沢山の内容でした。グループ討議では、具体的事例をもとに、中小企業診断士としてどのように支援していくべきか、ということが活発に話し合われました。事例企業は、講師が支援した実際の企業をアレンジしていますが、数字なども具体的なので、取り組み甲斐がありました。

参加者からは、「具体的な事例企業様を出して頂き、ワークを通じて自身で考えながら取り組めたこと。まさに実践塾だなと思いました。」「診断士のような第三者の重要性がよく理解できました。」などの声が聞かれました。

第4回は、12月7日(土)に、小笠原正一会員を講師に迎え「企業理念の成文化」というタイトルで実施しました。企業理念は、創業者や企業の考えを現した経営にとって重要なものですが、うまく成文化されていない企業もあるといいます。講義は、成文化をしたいという経営者の支援をすることになったときに、どのように対応したらいいのか、そもそも企業理念とは何なのか、どういう形式が望ましいのか、どのように決めていくのがいいのか、などかなり実践的な内容でした。個人ワークのあと、具体的な支援方法についてグループワークを行いました。あまりなじみがないテーマではありましたが、盛り沢山の講義のあとだったため、討議は活発に行われました。

参加者からは「経営理念の検討度を定量的に把握するアプローチ、手法が興味深かった。」「企業理念作成を支援する事を考えたことがなかったが、それを体系的に考える機会を頂き非常に勉強になった。」などの声がありました。

様々なバックグラウンドを持つ仲間との意見交換はとても刺激になるという、グループワークがポイントの新実践塾ならではの声をいただいています。

【会員支援2部 執行役員 大野千佳】

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