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診断士インタビュー
伊藤由美子さん
会員

令和を築く診断士「視野を広げ、ジェネラリストを目指せ!」

- プロフィール
・H24年10月診断士登録
・H27会 企業内診断士(横浜市信用保証協会勤務)
・登録G: かながわ☆はとば会(会長)、かながわコンテンツ創造研究所、かながわ再生承継研究会、神奈川飲食店研究会
ー 現在のお仕事について教えて下さい
 大学卒業後、地元の横浜市信用保証協会に入職し、融資審査部門、経営支援部門、債権管理部門等いくつかの部門を経験してきました。中小企業の支援の活動を直接、または間接的に行う業務に20年以上携わっています。信用保証協会は中小企業の経営者からは顔が見えにくい面もありますが、経営支援部門在籍時は中小企業の診断支援業務に携わることで、100社以上の中小企業支援を経験しています。
― 中小企業診断士を目指したきっかけを教えて下さい
 平成20年頃、リーマンショックで不良債権が増え、地域の中小企業も厳しい経営環境に直面しました。その際にも、倒産を防ぐための積極的な金融支援が行われましたが、それだけでは中小企業の経営は良くならないことから、中小企業の支援をするスキルの必要性を感じるようになりました。また、その当時、信用保証業務検定の上級資格を取り表彰された際に、全国信用保証協会連合会の会長から、「これからの信用保証協会は、中小企業の直接支援に注力すべき」というメッセージをいただいたことも契機となり、中小企業診断士の資格に挑戦を始めました。ほぼ独学で、2年間で合格しています。
― 中小企業診断士を取得した後、ご自身で変化したと感じることはありましたか
 試験に合格し登録しただけでは、変化はありませんでした。変化があったのは、合格して3年後の平成27年に神奈川県中小企業診断協会に入会してからです。一番大きな変化は視野が広がったことです。中小企業診断士の皆様との勉強会や交流会を通して、いろいろな考え方に触れることができました。中小企業診断士は、一人ひとりバックグラウンドが異なり得意分野が多岐にわたっているので、自分自身の足りないところについて刺激を受けることが多くありました。特に、「かながわ☆はとば会」はじめ登録グループに入ることで、多くのメンバーと知り合い、視野が格段に広がったと感じています。
 コミュニケーションが活発になり視野が広がることで、「人と理解し合いたい」「もっと成長したい」というマインドを持ち続けることができました。自分が変わると周りも変わってきます。相互に理解し合うことで、情報も集まり、仕事もしやすくなるように思います。
― 中小企業診断士として、今後のビジョンを教えて下さい
 中小企業支援は「言うは易く、行うは難し」です。しかし、資格取得後に実務経験を積めば、中小企業診断士ほど世の中に必要とされている職業はないと考えています。また、一人は微力ですが、多くの方と連携することで、中小企業の支援のパワーは格段に大きくなると感じています。今後も、勤務先での業務や個人の診断士活動において、たくさんの中小企業診断士の皆様との連携により、より多くの中小企業を支援していきたい、また、中小企業の皆様とともに歩んでいきたいと考えています。
― 神奈川県の中小企業診断協会に属する後輩診断士に向けたメッセージをお願いします
 登録直後の診断士の方は、「何ができるのか?」「何をしたらよいのか?」といった悩みがあると思います。そんな時は、中小企業診断協会の活動や登録グループに積極的に参加し、いろいろな先輩と知り合い、視野を広げてください。交流を通じて、自己分析ができたり、世の中のニーズが分かってきたりすると思います。そこから、目指す診断士像、ビジョンを固めていただくことをお勧めします。
 また、中小企業診断士は、他の士業とは異なり、ジェネラリスト的な資格です。もちろん、自身の強みを活かしてエキスパートになる道もありますが、それでもジェネラリストとしてのバランス感覚は重要と考えています。
今後も、ぜひ皆様と一緒に中小企業の支援活動に携わり、お互いに成長していけたらと思います。よろしくお願い致します。