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診断士インタビュー
藤村希さん
会員

「ジモト」 世代や仕事や立場を超えて地域住民を結び付ける

「令和を築く診断士」では、様々な分野で活躍している協会員の方々をご紹介しています。今回は藤村希会員にお話を伺いました。
プロフィール
・2017年 株式会社ロコっち(以下ロコっち)設立
・2018年 診断士登録
・H30会 独立診断士
・2019年 2030SDGsファシリテーター登録
現在のお仕事について教えて下さい。
 地域活性化プラットフォーム「ロコっち」の運営です。具体的には、地域メディアの運営とビジネスサポートの2つの事業を行っています。
 ロコっちは、私が大企業で働きながら通っていたグロービス経営大学院のビジネスプランの授業から発展したものです。当時は会社業務、大学院での学習、育児と体力的にも時間的にも厳しい時期で、必然的にオフはジモトのたまプラーザで過ごすことが多くなっていました。しかし得られるジモト情報は決して十分ではなく、その不便を解消しようと、「ジモトがもっと好きになる発見サイト ロコっち」をオープンしました。現在は、事業者の方に広告掲載いただきながら、イベント、店舗、教室、地域活動等の情報をジモト民が発信しています。
 ビジネスサポート事業では、メディア事業でつながりができた事業者に、コンサルティング、HPの制作、ITサービス導入、事務代行などのサービスをオールインワンで提供しています。経営計画策定、補助金申請、業務改善サポートなど正に診断士が得意とする業務も行っていますし、事業者のニーズに応じて各種のセミナーも実施しています。
 ロコっちでは、「ジモト」という言葉を多く使っています。地方出身者で故郷を持つ人からは、「私の故郷は〇〇県で、ここは地元ではない」と言われることもしばしばですが、少なくともここで生まれて育っている子供達には今住んでいる街が故郷であり、地元です。親世代にも子供たちと同じようにジモト民として今住んでいる場所を愛して欲しいという願いを込めて「ジモト」を世代や仕事や立場を超えて地域住民を結び付けるキーワードとしています。
藤村さんの場合は、最初に診断士ありきではなかったようですが、診断士資格を取得したきっかけは何だったのでしょうか。
実は診断士については良く知らなかったのですが、グロービス経営大学院時代に、地方で活躍している先輩から、地方では診断士が社会的な尊崇を受けているという話を聞いて、その気になってしまったと言うところです。大学院で学んだ内容も多かったので、幸いにも短期間で合格することができました。
今後のビジョンを教えて下さい。
 ロコっちの事業は、たまプラーザとセンター南は直営です。その他の拠点は、手を挙げて頂いた方とフランチャイズの関係になっています。今後も同じ形態で事業を拡げて行くことを考えています。また、先にお話したように、単なるメディア事業ではなくビジネスサポート事業も一体として展開することによって、診断士としての強みも生かせるのではないかと目論んでいます。
 2019年にSDGsのファシリテーター登録をしました。2030SDGsカードゲームを使ってSDGsの普及活動をしていますが、自分と世界との関係について私自身も学ぶ点が多くありました。それは自分とジモトの関係と非常に似ているので、地域でもSDGsの考え方を広げていきたいです。
神奈川県中小企業診断協会に属する後輩診断士に向けたメッセージをお願いします。
 診断士同士だけでなく色々な人とのネットワークを大切にして欲しい。また、診断士資格を取得している方は、相応の力をお持ちの方が多いと思われるので、出し惜しみせず、自らの責務として事業者の支援を行ってゆきましょう。
 【髙木 富士夫】