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2021年7月10日(土)第1回理論政策更新研修実施レポート

令和3年度の理論政策更新研修は、東京方面からもアクセスが便利な川崎会場からスタートとなりました。今年度も中小企業政策の動向を踏まえた重点テーマ設定回を年4回実施予定しており、今回はその第1弾となるデジタル化をテーマとして、各方面の専門家3名の講師からご講義いただきました。

総合テーマ:デジタル化社会における中小企業診断士の役割

1限目:「デジタル技術の活用による中小企業の稼ぐ力の向上について」 
経済産業省 関東経済産業局 室住講師

新しい中小企業政策に関する講義として、DX等デジタル化関連政策を事例も交えてご紹介いただきました。 2限目以降の具体論につなげる全体俯瞰としての政策論でしたが、 60分という短い時間にコンパクトに情報をご提供いただき、行政の動きや経産省の重点施策がよく理解できたと好評でした。

https://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/iot_robot/index.html

2限目:「デジタル・トランスフォーメーション(DX)を「OA5.0」で終わらせないための中小企業診断士の役割と責任」 
ビジネス・ブレークスルー大学大学院 栗山講師

DXを単なるITではなく、ビジネスモデル刷新のための経営ツールととらえるようDXの本質に迫る専門講義をご提供いただきました。取り組んでいるDX案件がよく整理できた、わかりやすく復習になった等、好意的な意見が数多く寄せられました。早めに講義を終えられ、30分以上に亘り質問に応える時間を確保される等、単なる座学にとどまらない双方向コミュニケーション重視の研修形式も好評で、アンケート結果も役立つという意見が9割を占め、非常に高評価の研修でした。

3限目:「AI時代に中小企業診断士がつなぐ世界観 ~AIビジネス研究会の取り組み~」
 (一社)神奈川県中小企業診断協会 小泉講師

 研修テキストに加え補助教材も用いながら、AIの技術動向や最先端技術について学べる有益な研修でした。こちらの講義も単なる座学にとどまらず、パネラーも参加してのユニークな企画で講義を進行いただき、大変楽しめたとの声が多くの受講者からあがっていました。ステージで繰り広げられるパフォーマンスに、リアル開催の良さを再認識できる研修をご提供いただきました。

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