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賀詞交歓会を開催しました

令和6年1月5日(金)、神奈川中小企業センタービル 14階 多目的ホールにて、賀詞交歓会を開催しました。新型コロナの5類移行にともなう各措置の緩和にともない、懇親会も開催でき、来賓約40名、会員約60名に参加いただき、盛況のうちに終了しました。

冒頭、(一社)神奈川県中小企業診断協会 天満会長が、年始の挨拶を行いました。コロナ明けの時代の変化の中で、各中小事業者が「小さな事業再構築」を成し遂げるべく、私たちがどう寄り添うか、「社会に必要とされる診断士」を目指そうという新年の抱負を述べられました。また、協会会員が700名を超える中で、診断士の学びの場の提供や無料経営相談としての地域貢献、他のコンサル会社にはない公益に資するSDGsや観光振興のプロジェクトに力を入れていく話がありました。

続く、(一社)神奈川中小企業診断士会 貝吹理事長から、厳しさを増す外部環境の中で、今年が勝負となることをふまえ、値上げやリスケ等に対し、再生支援先に「大丈夫ですよ」と答えられる伴走支援を進めていこうという抱負をお話しいただきました。

(一社)中小企業診断協会 松枝会長からは、挑戦する意欲ある中小企業を支援すべく、全国各地で活躍する診断士への期待が高まる時代であるとエールが送られました。

記念講演は、公益社団法人神奈川県観光協会 望月淳会長より、「かながわDMO取り組みの進捗」について、ご講演をいただきました。戻ってくるインバウンドに向けて大胆かつ地道な取り組みを進めていくため、DMO(Destination Management Organization)を設立した背景やその進捗を、わかりやすく、熱く語っていただきました。

人の流れをデータで示し打ち手を検討していくことの大切さをお伝えいただきました。海外からの観光客は国によって行動特性が違うこと、旅行者を地域で周遊してもらう観光振興は中小企業と直結していること、ではどうする?という時に事業者が自走できるように寄り添う関係づくりの大切さ等、診断士の活動に期待するメッセージをいただきました。観光プロジェクトのメンバーから23年度の活動成果のダイジェスト報告や地域で観光業に携わる会員との具体的な質疑応答もあり、当協会として、観光業を大切にするメッセージを受け取った時間でした。

懇親会も開催できる環境は戻ってきましたが、感染症予防対策だけでなく、1月1日に発生した能登半島地震、2日の日航機・海保機の衝突事故等、予期せぬ災害や事故は前触れもなく突然起こります。ウクライナ情勢やイスラエル・ガザ地区での対立による原油や物価高騰等の影響も続き、令和6年も企業経営にとって、よりいっそう厳しい状況となることが予想されます。私たちは、個々の中小企業診断士として、中小企業診断士の集まりである協会として、賀詞交歓会に参加いただいた行政や支援機関・金融機関の皆様とともに、できることを一つずつ実行していく必要があると考えています。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

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