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【第3期観光プロジェクト】 Aチーム(かながわ屋支援)活動の中間報告

ヒアリングから見えた課題と展望

第3期観光プロジェクトの10月度定例会議以降、Aチーム(かながわ屋支援)は精力的に活動を進めてまいりました。今回は、定例会後に策定した活動方針から、各種関係機関へのヒアリングを通じて見えてきた現状の課題・抽出結果まで、これまでの進捗をご報告いたします。

■ Aチームの活動方針の策定

10月の定例会後、Aチームでは「県央・県西地域の産品の掘り起こし」と「かながわ屋の収益向上」の両立を目的として、以下の2つの活動枠組みを定めました。

  • 【1】新規開拓・地域連携の促進 県央・県西地域を中心に新規産品・事業者を発掘し、地域の観光協会や商工会、JAなどの支援機関との連携を強化する方向性を確認しました。
  • 【2】既存事業者とのコミュニケーション強化 既存の納入・催事事業者へのヒアリングや、他県のアンテナショップの調査などを通じて、店舗の魅力発信や販促の改善ポイントを整理することとしました。

関係者・内部ヒアリングの実施

活動方針に基づき、まずは「かながわ屋」の現状や強みを深掘りするため、運営に近い関係者へのヒアリングを実施しました。

  • かながわ屋SNS担当者様インタビュー SNS担当者様からは、かながわ屋の魅力は「現地に足を運ばないと買えないような、新鮮な地元のものが買える点」にあるとの知見をいただきました。一方で、立地特性ゆえに「アンテナショップ」としての認知をどう高めるかという課題や、お客様目線でのカテゴリー別レイアウト変更など、販売現場に即した改善の示唆を得ることができました。
  • 「神奈川名産100選」担当者様との打ち合わせ 観光協会の担当者様や会長との協議では、かながわ屋の催事を、若手事業者の「腕試しの場(テストマーケティング)」として活用していく可能性についての話題も挙がりました。こうした議論も踏まえ、情報が不足している県央・足柄地域の産品発掘に向け、支援機関を通じた情報収集ルートの構築がAチームのミッションとして確認されました。

地域支援機関・現場へのヒアリング(県央・県西・湘南エリア)

新規産品の発掘と連携モデルの構築に向けて、対象地域の中間支援機関や販売現場へ直接足を運び、多角的なヒアリングを行いました。

  • アンテナショップ・道の駅の運営実態調査 相模原・厚木エリアのアンテナショップや、清川村・茅ヶ崎エリアの道の駅等を訪問しました。 現場では、店長の裁量を活かした柔軟な商品展開やリピーター獲得の好事例を確認できた一方、委託販売形式に伴う運営上の制約や、新商品確保の難しさといった共通の悩みも伺えました。特に、魅力的な地域ブランドを持ちながらも都市部への販路接続に課題を抱えるケースなど、今後の連携の「モデルケース」となり得る示唆を多く得ることができました。
  • 商工会・JA神奈川県信連へのヒアリング 足柄地域の商工会議所・商工会、およびJA神奈川県信連にお話を伺いました。 各機関からは、「外販に意欲的な事業者は一定数存在する」という前向きな声が聞かれた一方で、小規模事業者が直面する「生産体制や人手不足」「在庫・返品リスクへの不安」といった現実的な壁も浮き彫りになりました。こうしたヒアリングを通じて、一律の条件提示ではなく、事業者の規模や状況に合わせた柔軟なアプローチが必要であることが見えてきました。

見えてきた共通課題と今後の展開

これまでの一連のヒアリングを通じて、地域の事業者や支援機関に共通する課題も見つかってきています。

例えば、「地域の事業者が販売先と連携する際の条件(ロット、賞味期限、取引形態等)や販売に至るまでのステップが、事業者側から見ると分かりにくい部分がある」という声も聞かれました。

もし、この仕組みや条件をわかりやすく提示できれば、地域に眠る魅力ある産品と販売の場をよりスムーズにつなぐことができる可能性があります。小規模事業者にとってハードルの高い「本格展開」の前に、まずは「小ロットでのテスト販売」や「催事活用」といった段階的なステップを整備することも重要だと考えられます。

Aチームでは今後、こうした連携を円滑にする仕組みづくりについても検討を進めていく予定です。

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