参加レポート

テクニカルショウヨコハマ2024
参加・現地レポート

筆者紹介

邨山恭平(ムラヤマ キョウヘイ)、2020年より県協会所属、令3会。
総合電機メーカー・精密機器メーカーでのマーケティング・営業企画・営業職、日系総合系コンサルファーム・ベンチャーのコンサルファームでのコンサルタント職を経験。
その後、コドウワ合同会社を創業し独立。地方の中堅中小企業やベンチャー企業のご支援に取り組む。地域は北海道から九州まで、業界も製造・IT・建築土木・印刷・物流など幅広く活動中。
会社HP  https://www.kodouwa.com/
連絡先 murayama.kyohei@kodouwa.com

はじめに 

 2月7日(水)~2月9日(金)に「テクニカルショウヨコハマ2024」(第45回工業技術見本市)がパシフィコ横浜にて開催されました。(https://www.tech-yokohama.jp/
テクニカルショウヨコハマは首都圏最大級の工業技術・製品の総合見本市であり、協会としての出展も18回目となっており、協会としても注力している一大イベントです。当日は無料経営相談やミニセミナーなどを行いましたが、事前の情報発信もSNSや動画などを使い、積極的に取り組んでいます。(https://sindan-k.com/support/tech-yoko/
テクヨコはリアル展示に加えてオンライン展示もありましたが、今回は主に会場からの様子をお伝えします。

会場の様子

 3日間合計18,176名の来場(昨年実績15,827名)があるなど大変な賑わいを見せていました。会場は大きく6つのゾーンに分かれており、「ニュービジネス/カーボンニュートラル」「DX・AI・IoT」「加工技術」「機器・装置・製品・ロボット」「研究開発」「ビジネス支援」というハードからソフト、さらには最新トレンドも網羅した内容となっておりました。特に加工技術や機器・装置のゾーンでは神奈川県内の企業に加え、県外からも多くの企業が出展しており、実演や呼び込みも積極的に行われ、通路が通りにくくなるほどの状態でした。
 私も多くのブースを見て回りたいと思っておりましたが、協会ブースで経営相談やミニセミナーの担当もあったため、隙間時間で少し見る程度となってしまいました。混雑具合や出展企業数の多さを考えると十分な時間を確保して回ることをおすすめします。
会場には多くの方がいらっしゃいました(左図)
神奈川県協会のブースにも多くの方にお越しいただきました(右図)
※個人の特定などを避けるためボカシを入れています

診断協会ブース

 協会のブースでは、無料経営相談用のブースとミニセミナーのスペースが設けられ、参加メンバーが交代で相談員やセミナー講師の役割を担いました。その他にはチラシ配りや相談・セミナーへの誘導なども行いました。
経営相談では、経営者の方などの様々な悩みを直接聞くことができ、自分で回答・アドバイスできることはもちろん対応しますが、様々な経験・スキルを持つ参加メンバーがいることから不得意分野などはカバーし合いながらお越しいただいた方にとってプラスとなるよう対話を続けました。
 ミニセミナーでは、各参加メンバーの強みを活かしたセミナーを実施しており、近くを歩いていた方がテーマやプレゼンの様子を見て足を止めてくださるケースも多くありました。また、セミナーでのQ&Aや終了後にお越しいただいた方とやり取りをする時間もあり、セミナー担当者から見ても自身の強みがどう受け止められているかを知る貴重な時間になりました。協会YouTubeチャンネルにてダイジェスト版も配信しておりますので、内容のご確認などにもご活用ください。(https://www.youtube.com/watch?v=L4u6hSOUzD8)※僭越ながら私のセミナー動画URLを記載しておりますが、他の方の動画もぜひご覧ください。
ミニセミナーの様子。30分刻みでほぼ1日を通じて様々なテーマのセミナーを開催しました(左図)
2/8(木)終了後の1枚。あと1日頑張りましょう!(右図)
最終日2/9(金)終了後の1枚。皆さんお疲れさまでした!

おわりに

 コロナ禍の影響が低下したこともあると思いますが、来場者が18,176名と多かった(昨年15,827名)だけでなく、出展社数も807社・団体(昨年759社・団体)と増加したこと、声掛けなども活発に行われたことなどから、展示会全体の盛り上がりや各ブースの熱量を肌で感じることができました。
 私も経営相談や他のブースを回った際に出展者の方のお話を聞くと、「コロナ禍でいろいろあったが挽回したい」「地域を盛り上げたい」「技術を武器に攻めに転じたい」といった発言が多かったことが印象的で、中小企業診断士としてはまさにこういった方々の力になりたいと改めて思いました。
 また、テクヨコは協会の一大イベントということもあり、多くの診断士の方が参加されます。今回も40名以上の方が事務局や参加メンバーとして関わっております。協会に入って間もない方や診断士活動はまだまだこれからといった方にとっては、多くの方と交流を持つという意味でも有意義な場だと思います。今年参加された方はもちろんですが、まだ参加されたことがない方も来年の参加をご検討されてはいかがでしょうか。
以上

その他最新の投稿

「神奈川スプリングシンポジウム2024」に参加してみませんか?

4月7日(日)に神奈川県中小企業診断協会、神奈川中小企業診断士会による「神奈川スプリングシンポジウム2024」が開催され …
「神奈川スプリングシンポジウム2024」に参加してみませんか?

中小企業診断士としての実績・意識・人脈づくりに最適 具志堅智彦

神奈川県診断協会 具志堅
属性 診断士登録年度: 2022年5月県協会入会年度: 2022年(令4会)独立・企業内: 企業内診断士県協会役職: 広 …

(連載企画) データ活用経営のすすめ 第3回

データ活用経営の導入は、大企業から中小企業においても緩やかですが徐々に進展しています。特に中小企業におけるこの進展は、業 …
(連載企画) データ活用経営のすすめ 第3回
facebook twitter 
Email Marketing Powered by MailPoet