協会活動を知る・実感する!
2024年度秋のオリエンテーション

参加レポート

筆者紹介

邨山恭平(ムラヤマ キョウヘイ)、2020年神奈川県協会入会。メーカー2社(総合電機・精密機器)、コンサル2社(日系総合系・ベンチャー)を経て独立し、コドウワ合同会社(鼓動×輪)を設立。
現在は全国各地の中堅中小企業やベンチャー企業に、営業・マーケティング・組織開発などのコンサルティングサービスを提供。
会社HP  https://www.kodouwa.com/
連絡先 murayama.kyohei@kodouwa.com

はじめに 

 11月10日(日)に神奈川県中小企業診断協会・神奈川中小企業診断士会の主催で「2024年秋のオリエンテーション」が開催されました。(https://sindan-k.com/support/connect/guidance/
 リアル・オンライン合わせて約200名の方が参加する一大イベントで、協会への入会を検討されている方や入会して間もない方を主な対象に、神奈川県協会とかながわ士会の活動を知ってもらうことや会員との交流が目的となっています。
 会場参加とオンライン参加が選べるハイブリッド型の開催となりました。私は会場参加であったため、主に会場からの様子をお伝えします。

プログラム

 「オールかながわの魅力を知る1日」というコンセプトの下、第1部前半は、協会・士会の具体的な活動などを紹介し、後半は登録グループなどのブースを自由に回って相談ができる形式となりました。また、第2部は懇親会となっており、合計約4時間にわたり開催されました。
2024年秋のオリエンテーション①
2024年秋のオリエンテーション②

第1部:組織・活動についてのご案内/相談会

 第1部は、前半後半2つの構成になっており、前半では①神奈川県協会の活動紹介、②会員活動紹介、③かながわ士会の活動紹介、④入会/更新の案内という内容で進められました。
神奈川県中小企業診断協会 天満会長の挨拶
(会場での様子とZoomで参加した場合の画面)

 神奈川県協会は会員数が700名を超える大きな組織ですが、オープン&フラットの文化の下で会員同士の活発な交流が進められており、手上げ制での案件応募といった仕組みや新しい取り組みやプロジェクトが次々と生まれていること、会員の活動をサポートする「神奈川県協会」とクライアントへのコンサルサービスを提供による価値貢献に注力する「かながわ診断士会」といった役割・関係性の説明もありました。また、診断士としてこれから活動を開始する方向けの研修などのサポート体制も紹介されました。

 会員の活動紹介では、企業内診断士の小野さんからは、資格取得の苦労話や本業をこなしながらも、広報や販促支援など多方面で活発に動いているといったお話がありました。独立診断士の福田さんからは、独立する際の心構えから具体的な仕事の受注方法、現在の取り組みといった話に加え、東京都でも協会会員になっているからこそ見える神奈川の良さなどもコメントがありました。

 第1部の後半は、会員が自主的に活動をしている登録グループや協会ごとにブースを作り、参加者が自由に回る形式で進められました。前半をコンパクトにしたことで、後半にじっくりと話す時間ができたと思います。多くの方が熱心にやり取りをしており、会場の熱気がさらに高まった時間でもありました。

 各グループの詳細は協会HP(https://sindan-k.com/support/group/)にも掲載されており、オリエンテーションのWebページから一覧をダウンロード(https://sindan-k.com/support/connect/guidance/)することもできます。様々なグループがありますので興味のある方はぜひご覧ください。

各ブースでの質疑や情報交換の様子。各ブースで熱心なやり取りがされていました。
※プライバシー保護のため一部ボカシ加工をしています。

第2部:懇親会

 第2部は、ケータリング付きの懇親会となっており、リラックスした雰囲気の下で交流が行われました。コロナ禍でこういった場を持ちにくかった反動もあったと思いますが、参加者・会員の皆さんの爽やかな笑顔が印象的でした。

おわりに

 今回のオリエンでは、参加者側の積極的なアプローチが印象として残っています。ブースを回る時にも会員が呼び込むというよりも参加者がブース前で列になってしまい、急遽テーブルやイスを追加するようなシーンも多く見られました。

 一概には言えませんが、今入会を検討されている方は、コロナ禍での勉強期間も長く、先が見えない中で頑張ってきたという方や、資格は取ってもコロナ禍の影響で動けなかったという方も多いと思います。その分、リアルの場でしか得られない情報を積極的に得て今後の活動に活かそうという姿勢を感じました。

 同じ診断士という立場でもこれまでの環境が違えば考え方も様々であるというある意味では当たり前のことを改めて気づかされたと思っています。環境に対応しながらも前に進もうとするその姿勢は私も見習わなくてはいけないと思いますし、そんな前向きな方々とこの先ご一緒できることが楽しみになった時間となりました。
以上

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